インテリアとして見る住宅設備

住宅設備をインテリアの一部として見た場合、その部屋によって主・従が入れ変わります。例えば、閉鎖的なキッチンが少なくなった現在では、ダイニングや場合によってはリビングを含めたコーディネートの中で厨房設備を選ばなくてはなりません。ここでの主はダイニングやリビングの全体イメージで、それに合わせて選択する厨房設備が従となります。

一方、オープンキッチンに代表されるアイランドタイプでは、キッチンが主役になりますから、厨房設備の扉の色や排気フードなどがインテリアの中心となります。また、洗面所やトイレの場合も洗面台や便器などがインテリアの中心となり、それに合わせた内装の選択となります。つまり、厨房設備や洗面台、そして便器などが主で内装は従の関係です。

色やデザインのバリエーションが増えている現在の住宅設備では、比較的インテリアの中心あるいはアクセントになりやすく、インテリアとしても十分な宅割を果たせます。しかし、家具などのインテリアとは異なり、住宅設備は簡単に移動や変更できるものではありません。従って、インテリアとして住宅設備を主とする場合は、より慎重に選ぶべきです。